今日は篆書の話をしましょうかね~
柔らかな陽差しの今朝。
風が冷たくて…
ホームでなかなか来ない電車を待つ。
耐えきれず 化粧室へ逃げ込む番頭さんでした。
今日は三連休の中日
北鎌倉はなかなかの人出でしたよ
篆書の話 Part,2
今日は若い方がはんこを彫られて
「僕の名前を篆書?!にするとどんな感じですか?」
と言う質問が!!
若い方に興味を示されると
少しウキウキしているようにみえる雨人。
おもむろに紙に書いて説明し始めましたょ
真ん中のカメみたいな絵が「魚」という自の始まりだそうです。
その上が時代を経て少し簡素化したのかな…
今の魚という漢字の「烈火」と呼ばれるちょんちょんちょんちょんが
元々は魚のしっぽ?! まぁ、連想できると言えばできますね~
次は…
「川」はほぼそのまま。うねうねと自然が作った地形に合わせ
流れる方向に流れていく水の様子。
その水が少し飛び散ったかのように
両端がちぎれて雫が飛んでいるよな雰囲気 「水」
さんずい編もこの一番下の真ん中の絵?!で表現します。
と説明していました。
その若者と一緒に頷き 私も学んでいました。
その他にも、「初」という字は全く違って読めないので
面白いです!!
篆書の話 Part,3でお話ししましょう !(^^)!
実印や書道用の大きな印
三連休の中日で今日は色んなご注文が。。。
「実印を彫って欲しい」
(書いた作品をお持ちになって)
「これに合うはんこが欲しい。申し訳ないけど急ぎなの」
どちらも今日中に。。。
注文が立て込んでいると少しお時間を頂いて郵送させて頂きますが
「できれば今日持って帰りたい」ということで
自称”世界最速男” ここは集中します!!
2~3時間、お時間を頂きます。
遊びのはんことは違い、丁寧に彫るのです。
実印は形は丸でも四角でも楕円でもOK!!
『実印=朱文』これは変えられません。
文字は戸籍に登録された文字を違わずに彫らないと通りません。
なのでご注文を承るときに必ず確認します。
書道用は今日は作品をお持ち頂いたので
話はスムーズに進みました。
サイズや形、朱文、白文などご希望を伺いつつ決めていきます。
書道用は篆書体と決まっていますが、
実印は読めるようにでも読めないようにでも
どちらでもOK!!
そんなこんなで夕方までには全部お渡しできて
ほっとしていた雨人でした。
ご両親やおじいちゃんおばあちゃんから受け継いだ物も
今日はその他にも 、「親から受け継いだけど使えなくて
持っていても仕方ないので彫り直しできますか?」
というご質問が…
はい。できる場合とできない場合があります。
というのはかまくら篆助では全て手彫りなので
瑪瑙や水晶など石が硬くて彫れない印材もあるのです。
その場合は誠に申し訳ございませんが
きちんと理由を説明してお断りしています。
印材も多分よく分からないと思います。
なので一度お持ち頂くかご連絡頂いてから
ご郵送ください。鑑定して彫れる場合はお見積もりを、
彫れない場合はお電話致します。
もし、そお持ちの印はそのままにして
こちらの印材で作った方がお安く収まる場合があります。
それも合わせてご提案させて頂きます。
ご安心くださいね。
はんこを売らずに 油を売ってる番頭さん
今日はご近所にラーメンセットを注文したついでに
お向かいの蔵屋さんへ油を売りに来ました (^。^)
蔵屋さんは”北鎌倉つるし飾り”のメインとなるお店のひとつ
たくさん飾ってあるだろうなと思い寄ってみたら
たくさんの吊るし雛がかわいくつるされていました。
土で作ったお雛様もたくさん(o^^o)
みんな表情が違って見ているのが楽しい☆彡
ふと振り向くと、絣で作った鰯がたくさんつるされていて…
柊も着いていて こんなにたくさんあったら鬼は来れないわね
きっと鬼も笑って帰りそう
って感じです(笑笑)
なんだか温かい雰囲気で
季節少しずれちゃったけど これも”つるし飾り”と言うことで
もうしばらく吊させてねッ <*)) >=< 魚魚
てな感じでしたっ!
今年の催事情報
今年も色々なところに出張実演販売を行います
お近くにお寄りの際は是非遊びに来てくださいね!
【記事を書いた人】
水家和子
かまくら篆助番頭
水家和子のブログ 「水家和子の篆助日記」
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