命を吹き込まれたような篆刻
こんばんは。
先程、郵便局の人が届けてくれました。
ドキドキとしながら中を開けようとすると、あることに気がつきました。
そう、墨の香りがしてくるのです。
とても落ち着くような、そして、どこか懐かしいような匂い。
何だか忘れかけているものを思い出させてくれそうな匂い。
その匂いの正体を突き止めるかのように、
ダンボールの封をカッターナイフで切り、
中を開けると、その匂いは一段と強いものになってきました。
それと同時に、中には丁寧に梱包された篆刻と心を感じることのできるお手紙。
とうとう、匂いの正体に辿り着きました。
篆刻を見ることを我慢し、まずはお手紙を拝読。
手紙を拝読した後は失礼ながら、鼻を近づけ匂っている私がおりました。
傍らに手紙を置き、まるで宝物を開けるように篆刻の包装をとっていきます。
中から出てきた、いかにも宝物の小箱。
蝶番を抜き、中を開けてみると、
まるで命を吹き込まれたような篆刻と、
それを命名するかのように、帯に巻かれた私の名。
印泥は無かったものの、朱肉で早速押してみることに。
私だけの特別な篆刻と思うと、とても嬉しく感じております。
差し支えなければ、この独特の字の説明をして頂ければと思っておりま
す。
この字のことを、字体のことをもっと知りたいと思いましたので。
今年の年賀状に”印”をそえようと思い立ったのが始まりでしたが、
作成するのも楽しみになってきました。
これも一重に雨人様のおかげです。
心より御礼申し上げます。
この次は、お袋の名前を彫って頂けたらと思いますので、
その節は、何とぞよろしくお願いいたします。
まずは、取り急ぎ御礼申し上げます。
*以前HPで設置していた掲示板に書き込んでいただいたメッセージを再度掲載させて頂いています