「YouTubeのことはYouTubeに訊きましょう」 ~タナカヨウコの篆刻探訪記 #038~
「YouTubeのことはYouTubeに訊きましょう」
●動画に挑戦した痛ましい、過去
2年ほど前のこと。
なぜだか急に「これからはは動画の時代だ!」という衝動に掻き立てられ、
もう既に時代は動画だったにも関わらず、動画にチャレンジしたことがある。
と言っても、YouTubeを観たこともなかったし、何をすべきかもわからなかった。
ただスマホのカメラを動画に切り替えて、商品の説明をしながら店内を撮影した。
流石にYouTubeを始めるのはおこがましいので、そのド素人イミフ動画を、
動画初挑戦という体で、SNSに投稿してしまった。
まあ、それがひどかった。
スマホをちゃんとホールドできていないから(握力と腕力が弱いせい??)、
手振れ三昧、観ているだけで船酔いする、うっぷ。
内蔵マイクの使い方がわからないから(声が小さい???)、うまく集音できず、
商品説明はただ遠くから聞こえるお経のような・・・というよりただの雑音となった。
画面にキャプションや効果文字を入れるなんて高度な技術は持ち合わせないため、
ただただ揺れる動画を垂れ流すだけという、お粗末っぷりだった。
見るに見かねた親切なフォロアーさんたちから、様々なアドバイスをいただくも、
実行に移す技量がないまま、動画への意欲は急速に萎んでいくのだった。
●動画に再挑戦しようと思うこともある、現在
メカ音痴かつIT音痴ゆえ、動画音痴のワタクシだけれども、やっぱり、
事業のためのツールのひとつとして動画はマストと考えては、・・・いる。
出遅れ感は否めないけれど、いづれどこかのタイミングで始めることになるのなら、
たぶん、少しでも早い方がいい。
どうしようかな、YouTubeでもやってみようかな、・・・なんて思っていたら、
雨人さんが、最近増えてきたという視聴者からのそんな質問に答える動画を上げていた。
はい、教えていただきましょう、観ますよー、聴きますよー。
・・・視聴中・・・視聴中・・・視聴中・・・
ふむ、ふむ、ふむ。
結果、知らない単語がいっぱい過ぎて、頭がぐるぐるになった(涙)。
●動画への挑戦は諦める気がする、未来
雨人さんが言うことには、
最初は機材も使いこなせないだろうから、カメラとマイクはスマホで十分。
他には追い追い、編集ソフトと照明機材を揃えるとよいらしい。
あとは、ひたすら撮りまくり、画面に映る自分を見ながら喋ることに慣れるのみ。
わからないことはYouTubeで検索したら、大抵のことは教えてくれるから大丈夫。
そうか、でも何がわからないのかがわからない。
わかったところで、
検索によって、どどどーーーっと出てくるたくさんの動画の中から、
自分に必要な情報を、自分でもわかるように説明してくださる動画を、
探し選び出すことを思うと、ちょっぴり気が遠くなって重くなるので、
私にはまだ、時期尚早なのだと思っている。
雑貨屋コンロラン店主 タナカヨウコ
タナカヨウコの篆刻探訪記
【記事を書いた人】
ライター:タナカヨウコ
北鎌倉「コンロラン」店主
旅行好きがこうじて北鎌倉に世界の雑貨を扱う雑貨屋オープン
ライター、イラスト、写真と何でもこなすマルチアーティスト
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