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直線的な漢字の難しさ

「正」「玉」「一」「十」「五」
これを篆書体にしても あまり変わらない…
 

 

 直線的な漢字をはんこにする難しさ

 

親が付けてくれた名前に文句は言えない
 

漢字を変えることもできるけど
そこまでする人は滅多にいない
 

「自分の名前が嫌なんです」
「名前あまり好きではありません」
 

このお仕事をしていると、意外にそういう方が多いのに
驚きます。

 

かく言う私もそうでしたが。。(^^;)

 

せめてはんこは可愛いのは欲しい
 

その気持ち、とっても分ります!!!
 

 

話が少し逸れてしまいましたが・・・

 

名前の漢字で直線的なのは 自体を変えても
チョック線!!

 

せめてはんこは格好良くしたい!
ではどうするのか…
 

空間を使う。
 

空間を作る。
 

そんな感じでいい感じにしてくれます。
 

例えば「十」
 

ただ 「十」 と彫っただけでは 4ッつに仕切っただけ?! 

ってなっちゃいます。
 

交わりの部分を 右上にずらすだけで
 
グッとおしゃれで変化が出てきます。

 

スタンプカラーを2色くらい使うと
 

めちゃめちゃ素敵に☆彡

 

 

 

この場合は押し方も工夫してますね (*^-^*)

 

 
 

 

 
 
簡単な文字ほど 意外に素人には分らない
バランスの難しさが隠れていると
番頭さんは思います。。。
 

水平線に浮かぶ太陽なんですかね
 

 

漢字だけど絵画の様にも思えるところが
篆刻の面白さなのかも知れませんね!
 

これをちゃちゃっと彫ってしまうのですから
感心するやら 悔しいやら (^0^;)
 
 

 

 

 間の取り方。。。

 

 ですので、「一」など
 

横棒一本ですから誰が彫ってもすぐにできちゃう…
 

それをいかにお気に入りのはんこに持って行くか
 

(あぁ~  身内でハードルあげすぎかなぁ~) 

 

間の取り方
 
これで変わるんだと思います。
 

そこに雨人のセンスと経験と勘が生きていて

 

皆さまに支持して頂ける要因なんじゃないかと。
 

 

なので、表向きは全く違うジャンルの演劇
 

 

役を演じることで自然に
 

”間” 

 
を体得していると雨人は言います。

 

何でも楽しんでやっていて
 
それが全て仕事に活かされていて

「凄いなぁ」

 と、いつも感心してしまいます。 

 

 

 

 枠や印の形で変化を付ける
 

漢字で変化が付けづらいときは
印の形や枠で変化を出してみたり

朱文、白文や朱白相関など
色々、工夫してみるのも楽しいのでは?

 

実印は制限もありますので
分らないことは遠慮せずに どんどん聞いて下さいね。
 

雨人に言いづらいときは番頭さんにお声かけ下さい。

メールやお電話での対応もOKです!!
 

 

メール:info@tensuke.co.jp 
 
電話、Fax: 0467-24-2246
 

 

 

今年の催事情報

今年も色々なところに出張実演販売を行います
お近くにお寄りの際は是非遊びに来てくださいね!

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【記事を書いた人】

北鎌倉 篆助 番頭 水家和子


水家和子
かまくら篆助番頭

水家和子のブログ 「水家和子の篆助日記
 
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