【篆刻家雨人さん、30秒で龍を彫る！？】
　
●30秒・・・マジですか？
流石に、16画と画数の多い「龍」の字を30秒で彫るのは難しいのではないだろうか。
私は勝手に予測する。
　
「雨人さんをもってしても、32-3秒は掛かるんじゃないかな」
　35秒を超えたら「30秒」って言いにくそうだし、プラス2－3秒なら許容範囲かと。
　
当然のことながら、雨人さんはごく自然に、私の予想を裏切ってくださった。
　
●速さもすごいが、技術がすごい！
「龍」は横線が多くて12本もあるから、下手したら隙間を潰してしまいそう。
　
篆刻体験をしてから、彫っていただく立場ではなく、どうやら「彫る側」の目線で、
動画を観てしまう自分がいる。
　
石に印刀の刃先を置いて、ギギギッと彫る一刀目できちんと線がキマるのがすごい。
そして、短い線をピタッと止められるのもすごいんだよね。
　
私が彫ると一発で線がキマらず、更に、丁度よいところで印刀を止められないから、
結果として思うような印にはならない。
　
最速彫りも、もちろん素晴らしいけれど、その土台となる基本と技術がやっぱりプロですな。
　
●銀の龍の背に乗って
そして、誰も楽しくないと思うけど、私だけが楽しむテーマソングの時間です！
　
「龍」と言えば、中島みゆきさんの「銀の龍の背に乗って」、これしか浮かばなかった。
けど、比較的新しめの曲だと、大抵サビしか知らないという・・・。
※昭和歌謡専科です(笑)
　
銀の龍の背に乗って
届けに行こう
命の砂漠へ
銀の龍の背に乗って
運んで行こう
雨雲の渦を
　
参考に歌詞を調べ、冒頭から脳内朗読してみる。
実に中島みゆきさんらしい実に深い歌詞だ。
サビしか知らない私が、へらへらと語るのはおこがましい気がした。
　
雑貨屋コンロラン店主　タナカヨウコ
　

タナカヨウコの篆刻探訪記
 【記事を書いた人】

ライター：タナカヨウコ
北鎌倉「コンロラン」店主
旅行好きがこうじて北鎌倉に世界の雑貨を扱う雑貨屋オープン
ライター、イラスト、写真と何でもこなすマルチアーティスト
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