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【初心者向け講座】篆刻、何彫る? 篆刻と長く付き合うためのコツ

そうだ、ひらがなを彫ろう

 

篆刻 鎌倉 はんこ
 
 
 
 どもども、篆刻家、雨人です
 
 
初めて印を彫る時
どうしても使える印が欲しくなっちゃうんですね
で、デザインする時、かっこよくかっこよくと
凝ったデザインが出来上がります
 
さあ、これが出来上がったらすんごいぞ
と、ドキドキしながら恐る恐る印刀を石に当てて
ぽりぽりぽり・・・
 
 
 ああああああああああああ・・・
 
 
 

曲がっちまった・・・
まあいい、このまま線を立て直そう
っっとおお
余計曲がった・・・
 
もういいや、いっちまえええええ
 
ぐちゃぐちゃになっちゃった・・・
 
 
 
 
 ・・・・・
 
 
 
 もうやめた・・・
 
 
 
 
 デザインする時って楽しいんですよね
特に絵心がある人なんかは
どんどんアイデアが溢れてきて
細かいデザインが出来上がる
 
 
 
細かいデザインがいけないわけではないんです
  
手先がな器用な人なら問題ないんですが
大半の人はそこそこ不器用ですから・・・
 
 
 器用な人はね、こんなとこ読まず
ガンガン彫り進めてくださいませ(笑)
 
  
御多分に漏れず雨人も最初っから凝ったデザインを作りましたよ
なにせ、めっちゃ器用だと自惚れていましたから
でもね、彫っているうちに
白文なんだか朱文なんだか分かんない状態になって
どこ彫ってんだかも分からずに
大事な線を切りまくって
きーーーーっ
怒りの磨り直しでした(笑)
 
 
 
 
ですので、最初は無理せずに
簡単なデザインからいきましょう
 
 
 
あの、何度も言いますが、
これはぶきっちょ向け講座ですからね
できちゃう人はこんなまどろっこしいことしないで
複雑なのにどんどんチャレンジしてくださいませ
 
 
 
 
なにせデザインするのは楽しいんですが、
それを印面に写すのは大変です
だって、逆さまに写さなきゃいけませんからね
そのまま彫ったら、鏡文字のハンコが出来上がります(笑)
 
そうまで苦労してできたデザインです
 
 
 
 
失敗するわけにはいかねえ・・・
 
 
 
 
 
って心理が緊張を生むんですね
で、そろりそろりと・・・
 
んで、またも失敗して
 
 
 
篆刻には私向いてないんだ・・・((´・_・`))
 
 
という具合で、篆刻苦手者が続々と誕生するわけです
 
 
ですので、簡単なデザインからまいりましょう
雨人がオススメするのは、
 
 
 
ひらがな1文字!
 
もしくはローマ字!
 
 
 
 
なぜかと説明しますとね、
ひらがなは元から造形が可愛らしくて
多少バランスが悪くても愛嬌のある雰囲気になるんです
さらに逆さまに写すのが楽
 
そして何より使えるっ!
 
 
自分の名前の一文字を彫っておけば
手紙に押してもいいし、絵に押してもいいしね
ローマ字も同じ理由です
 
 
 
で、ひらがなやローマ字ならば
デザインするまでもなく
しかも、印面に直接逆さ文字を書き込めばいいから
失敗しても、磨り直して直ぐに再チャレンジが可能なわけです
 
 
 
 
だけど、私ぶきっちょの極みだから・・・
 
 
 
と、尻込みしているそこのあなたっ!
だいじょぶなんです
 
 
絶対彫れるようになる( ・∇・)
 
なぜ断言できるかって?
雨人は長年、中央区で篆刻講座の講師をしています
 
生徒さんは全員60歳以上のシニア教室
 
もちろん、最初は全員が篆刻未経験者
だけど、10回講座を終えた後には
全員が自分で彫れるようになっているんです
 
中にはほんんんっとにぶきっちょな方もいました 
でも彫れるようになるんです
 
 
自信持ってくださいね
 
まずは、簡単なものから
で、徐々にいろんなものにチャレンジしてみてください
 
 
そしてなにより、頑張りすぎないこと
ぜってえ彫ってやる
と意気込めば意気込むほど
息切れが早くなります
 
 
やる気がしない時は彫らない
 
 
なんだか彫りたくなったら彫る
 
 
頑張ってうまくいかないと嫌いになりますからね
篆刻のこと
 
 
 だから、適当に適当に(笑)
  
きばらないでね☺️
 
 
 
 
 
ちょっとの失敗は味っ!
だって手彫りなんだもん
それが手作りのいいところでしょ(笑) 
 
 

 

 

 

 

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