綾木いづみ日本画展in日本橋三越本店
綾木いづみ先生の個展へ行って来た。
久々の日本橋。
いやーーー、すっかり変わったね。
日本橋
20年前。僕は毎日日本橋に通っていた。
日本橋有便堂
僕が20代の頃に勤めていた、書画材料の老舗。岩絵具のことや、文房四宝の事はここで学んだ。横山大観、棟方志功、その他名だたる書家や画家が通ったお店。
看板は、日下部鳴鶴の手によるものだ。
日本橋はすっかり近代化してオシャレになっていた。
見慣れた古いお店は消え、あるいはショッピングモールの中に吸収され、なんだか全く別の街にいるようだった。
そんな中、有便堂は相変わらず時代に取り残されたような佇まいでホッとする。
日本橋三越の6階へ。
このフロアは僕が有便堂に勤めてていた頃、毎日通っていた場所。何がいいってトイレ。このフロアのトイレはめちゃめちゃ綺麗だった。VIPのお客様専用なのだろうから、使用者もほぼなく心おきなくのんびりできた。ごめんなさい。僕トイレが好きなのよね(笑)
ただ、非常に残念なことに、今日行ったら普通のトイレに変わっていた。あーあ。
今日の目的は綾木いづみ先生の個展。
綾木先生は僕が、篆刻で独立した初期の頃からずーーーーっと注文をくれている。そして今回、2年の構想期間を経て、豪華な作品集を出版されました。その記念の個展。
じつはね、その本の中で雨人の事を紹介してくれているのですよ!本当に嬉しかった。先生のコメント読んでいてウルウルしちゃました。ああ、篆刻やっててよかったな、と思う瞬間。
以前、家族で鳥取にある先生のアトリエへ遊びに行ったともあります。海が一望に見渡せる素敵なアトリエ。夕日を眺めながらのバーベキューは最高でした。そんな懐かしい話ですっかり長居してしまいました。
本当は、会期中にこのブログをUPしたかったのですが、延び延びになってしまいました(汗)
僕は個展を1回しかしたことがない。
けれど、沢山の僕の印を使ってくれてるアーティストたちが
日本のみならず、世界各国で展示をしてその付随として僕の印も世界へ飛び回っている
がんばれよ、僕の子供達(笑)
今年の催事情報
今年も色々なところに出張実演販売を行います
お近くにお寄りの際は是非遊びに来てくださいね!
【記事を書いた人】
篆刻家、加藤雨人(うじん)
1975年生まれ
北鎌倉の篆刻工房「かまくら篆助」にて毎日篆刻を彫って暮らしています
詳しいプロフィールはこちら
篆刻家/役者/ラジオパーソナリティ/
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