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「与える人」 ~タナカヨウコの篆刻探訪記 #018~

 


 
 

「与える人」
 
●発信者かも!?
 
「発信者になろう」・・・と言われたところで、何を発信すればいいのやら?
と、考え始めたところで気づいてしまった。
 
「私、意外に発信好きかも!?」と。
 

気になることは調べまくり、実践してみることもあるので、
自分が得た情報や体験談を、誰かに伝えたくなってウズウズする。
だから、ほぼ自己満足のためだけにアウトプットする。
 

まあね。
収集した情報が的はずれとか、誰もそんなの聞きたくないよとか、
そう言われたら、否めないけれど。
 

その手段として、手書きの自分新聞を発行していた時期もあれば、
ブログにつらつらと書き綴っていた時期もあった。
 

割と何でも包み隠さずに発信してしまうため、
タダで情報を垂れ流してはダメだと、ご指摘を受けたこともある。
 
 
●リターン。
 

時代が変わり、今では誰もが発信者になり得る世の中となった。
 

一億人総発信者、かつ、総受信者時代なのだ、にも関わらず、
いや、だからこそ、与えたものを上回るほどに、得られるものがあると言う。
 
果たして、発信者としての私に、何らかのリターンはあっただろうか?
はい、ありました!(←即答!!!)
 

例えばサラリーマン時代のブログでは、
アラフォーワーキングウーマンが、主に旅・カフェ・健康法を語るという、
別に読まなくても生きていけるような情報を、垂れ流していたに過ぎない。
 

自分の持つ情報をアウトプットするという行為は、
私にとって、ストレス発散であり、快楽でもあった。
それだけでも大きな意義、ある意味リターンがあったと思う。
 

また、健康ネタを語るときに、何かしらのグッズを紹介することがある。
シルクの靴下だの、陶器の湯たんぽだの、生姜紅茶だの、医学博士の著書だの…。
 

写真を撮るのが面倒だったり、細い情報を書き間違えることはよろしくないので、
それを販売している通販サイトのリンクを貼るようになった。
 

どうせならと、軽い気持ちでアフィリエイトを始めてみたら、
知らぬうちに、月一万円くらいのお小遣い稼ぎになっていた。
これは、最もわかりやすいリターンだと思う。
 

その後、そこそこアクセス数のあったそのブログを放置して、
雑貨屋になり、別の雑貨屋店主ブログを立ち上げた。
 

雑貨屋ブログのアクセス数は、大したことがないという残念なお話はさておき、
この雑貨屋へ、前のブログの読者さまがご来店くださることがある。

年に数名とは言え、広告料とその費用対効果を考えたら、大きなリターンだ。
 
 

●発信するほど得られるものがある。
 

「GIVE & TAKE」というコトバが、これに近い表現なのかもしれない。

組織心理学者のアダム・グラント氏は、このコトバと同名の著書のタイトルに、
「与える人」こそ成功する時代、と添えている。
(邦題だし…、しかも書評しか読んでいなかったという…とほほな私)
 

発信者、すなわち「与える人」…か。

雨人さんの仰ることは意外と的を得ていて、案外奥が深いのぅ、
などと関心してしまった。
 
 
雑貨屋コンロラン店主 タナカヨウコ
 
 

タナカヨウコの篆刻探訪記
 【記事を書いた人】


ライター:タナカヨウコ
北鎌倉「コンロラン」店主
旅行好きがこうじて北鎌倉に世界の雑貨を扱う雑貨屋オープン
ライター、イラスト、写真と何でもこなすマルチアーティスト
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