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「豊かな文字の世界」 ~タナカヨウコの篆刻探訪記 #042~


 

 

 

 

「豊かな文字の世界」
 
●ぱりんこ
 
こどもの頃好きだったお菓子のひとつに、
三幸製菓さんの「ぱりんこ」という塩味のソフトせんべいがある。
 
そう言えば、もう何年も、下手すりゃ数十年も、口にしていないような気がする。
 
突如、記憶の彼方にあった「ぱりんこ」が蘇り、久しぶりに食べたくなった。
あまり、気に留めたこともなかったけれど、今も普通に売っているのだろうか。
 
ああ、「ぱりんこ」が食べたい!
今日、スーパーに行ったら探してみよう。
 
 
●バーレーン
 
国を表す時に漢字を使うのはとても便利だと思う。
 
アメリカは「米国(亜米利加)」、ドイツは「独逸」、フランスは「仏蘭西」…。
この辺りは、一文字の略字で判別できるため、
文章の中にあると頭にすんなりと入ってきて、理解しやすくなる。
 
ミャンマーは「緬甸」、お世話になっている国とは言え、
この辺りになると、読めるけれど書く方に自信がない。
 
ウクライナは一文字だと「宇」ということを知ってはいたけれど、
お恥ずかしながら続きは知らない。
 
調べてみたら「宇克蘭」…うこくらん??よ、読めもしない。
100歩譲って「うくら」は有りだとしても、「いな」は何処へ行ったのか。
 
ミャンマー同様お世話になっている国リトアニアは「立陶宛」、
…りっとうあて??これも読めやしない。
 
リトアニアに関しては、それ以前に問題がある。
リトアニア国内で「リトアニア」と言っても、先ず通じないのだ。
 
リトアニア語で「Lietuva(リエトゥヴァ)」、英語で「Lithuania(リスエィニア)」、
…「リトアニア」も「りっとうあて」も、かなり遠い気がするのは私だけだろうか。
統一して欲しい、無理でもせめて、寄せてくれ(笑)
 
更に、「巴林」が、ペルシャ湾に浮かぶ中東の国「バーレーン」の
漢字表記であることを、私は今日初めて知った。
 
 
●ぱりんせき
 
篆刻で使う石、印材の彫りやすさにはムラがあると言う。
 
彫りにくい石のせいで、篆刻が嫌いになることもあるので、
上手く彫れない時には、印材のせいにして石を変えた方がいいそうだ。
 
この彫り語りの中で、
「青田(せいでん)石」と「巴林(ぱりん)石」という印材の名前が上がった。
 
後者の「巴林」は漢字としての文字バランスが美しく、
「ぱりん」という音は、かわいらしくて私好みである。
 
更に、幼い頃に好きだった米菓子「ぱりんこ」を彷彿させるというノスタルジー。
 
気になったのでググってみたら、
想定外のバーレーン国旗が、ドドーンと上がってきたので驚いた。
 
印材についての語りが、食の世界へ、そして、世界の国々へ拡がっていく。
文字やコトバって、ものすごく豊かだなぁとしみじみ思った。
 
雑貨屋コンロラン店主 タナカヨウコ
 

タナカヨウコの篆刻探訪記
 【記事を書いた人】


ライター:タナカヨウコ
北鎌倉「コンロラン」店主
旅行好きがこうじて北鎌倉に世界の雑貨を扱う雑貨屋オープン
ライター、イラスト、写真と何でもこなすマルチアーティスト
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