【漫画のことなど】 ~タナカヨウコの篆刻探訪記 #055~
【漫画のことなど】
●本能前の記事で、歌謡曲にこじつければ、いくらでも文章が書けると豪語した。
けれども、心の奥底では、それはネタに詰まったときの最終手段と考えていた。
けどけど、動画選びの時、歌謡曲にこじつけやすい「30秒で彫る」シリーズばかりが目につくから、
けれども、心の奥底では、それはネタに詰まったときの最終手段と考えていた。
けどけど、動画選びの時、歌謡曲にこじつけやすい「30秒で彫る」シリーズばかりが目につくから、
もうそれは、「呼ばれてる」思うことにして、
本能の赴くまま、雨人さんの神業動画を視聴することにした。
本能の赴くまま、雨人さんの神業動画を視聴することにした。
●空くんの手紙
「空」・・・この漢字も好きな文字のひとつだ。
何よりも先ず空そのものが好きだし、
ビジュアルとしては、空白のバランスがよく、字が下手でもそこそこ上手に書ける。
この文字を目にした時、テーマソングを押し退けて、
真っ先に頭に浮かんだのが『空くんの手紙』だった。
それは、私が小学生の頃月刊少女漫画誌「りぼん」に連載されていた、
小田空さんのメルヘン漫画である。
当時の少女漫画は、大きく分けて、ストーリー漫画とギャグ漫画に分類されていた。
小田空さんのメルヘン漫画である。
当時の少女漫画は、大きく分けて、ストーリー漫画とギャグ漫画に分類されていた。
その中で、メルヘン漫画というカテゴライズは大変珍しく、
気負わず読めるほのぼの感が、私は大好きだった。
話は逸れるが、後に「りぼん」は、
さくらももこさんによるエッセイ漫画というカテゴリーをも確立する。
きっと、やり手の編集者さんがいたのだろう。
きっと、やり手の編集者さんがいたのだろう。
●目のうろこ
小田空さんは後に、貧乏旅行をしたり、中国に留学したりして、
その際のエピソードを漫画やエッセイとして、したためていらっしゃる。
大人になって貧乏旅行を始めた頃、まだネットも普及していなかったから、
旅関連の本から情報収集をしていたこともあり、また紀行エッセイを読むのが好きなこともあり、
その際のエピソードを漫画やエッセイとして、したためていらっしゃる。
大人になって貧乏旅行を始めた頃、まだネットも普及していなかったから、
旅関連の本から情報収集をしていたこともあり、また紀行エッセイを読むのが好きなこともあり、
小田空さんの著書も何冊か購入させていただいた。
その中でも一番のお気に入りが『目のうろこ-尻暗い観音ユーラシアひとり旅-』である。
空くん時代と変わらぬかわいいイラストや漫画がふんだんに掲載され、
案外役立つ細かい情報が惜しみなくミッミミチに詰まっており、
案外役立つ細かい情報が惜しみなくミッミミチに詰まっており、
ところどころにクスリと笑えるネタや、ホロリとさせる挿話が仕込まれていた。
1991年初版なので、情報としてはかなり古いというのに、
2015年の初スロバキア渡航の際も、2017年の初ポーランド渡航の際にも、
こちらの本を、何度か繰り返し読み返してから旅立った。
特に、ショパンが好きでポーランド語を学ばれたというワルシャワの話は必読だ。
特に、ショパンが好きでポーランド語を学ばれたというワルシャワの話は必読だ。
●忘れたわけでは・・・
ああ、そうだ。
「空」に関するテーマソングは、ちゃんと頭に浮かんでいて、
その曲にまつわる濃厚なエピソードもあるのだけれど、
語り始めたら長くなりそうなので、それはまた次の機会?に!
「空」に関するテーマソングは、ちゃんと頭に浮かんでいて、
その曲にまつわる濃厚なエピソードもあるのだけれど、
語り始めたら長くなりそうなので、それはまた次の機会?に!
雑貨屋コンロラン店主 タナカヨウコ
タナカヨウコの篆刻探訪記
【記事を書いた人】
ライター:タナカヨウコ
北鎌倉「コンロラン」店主
旅行好きがこうじて北鎌倉に世界の雑貨を扱う雑貨屋オープン
ライター、イラスト、写真と何でもこなすマルチアーティスト
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