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【全部、暑さのせい】 ~タナカヨウコの篆刻探訪記 #064~

  

 

 

【全部、暑さのせい】
●暑さにやられて動画選び
連日の猛暑で、なかなか文章を書く気になれず…。
でも、しばらくブログの執筆をサボりまくってしまったので、反省。
 
雨人さんのYouTubeチャンネルを開き「ど~れ~を~見~よ~う~か~な~」と、
上位に上がってきたタイトルを流し見していたら、あるタイトルがに目に止まった。
 
「おおっ!これだ!!これに決めた!!!」
 
『篆刻家が暑さにやられて夢を語る』って、そうそう、みんな暑さにやられてるのよ。
ブログをサボっていたのも暑さのせいです、ごめんなさい。
 
でも、暑さに打ちのめされながら語るテーマが「夢」だなんて、プラス思考で素晴らしい!
私なんか「このまま暑さにとろけて倒れても誰も気づかないだろう(から水分補給しよう)」などと超マイナス思考。
 
『暑さにやられて妄想全開』って、そうそう、暑過ぎると何もしたくないから妄想に走るのよ。
しかも暑さで思考回路がおかしくなっているから、いつもとは違うテンションの妄想。
 
暑さにやられた雨人さんの妄想トーク、面白そうではないですか!
雨人さんの語る妄想の詰まった夢語りを、勝手に私が妄想しながら「▶」をクリックした。
 
 
●コロナ禍で真面目に妄想
結論から言うと、ふざけ癖がある私と違って、雨人さんの壮大な妄想は極めて真っ当だった。
 
立川のデパートに向かう車内での夢語りは、
今、デパートでの実演販売は正直きついと小さな弱音を吐かれたあとの、
今までのやり方とは変えていかなければならないという、近未来への野望だった。
 
この長く続いているコロナ禍で、様々な変容を強いられる中、色々なことを考えさせられる。
ビジネスの在り方もこれまでとは異なり、やり方を変えていく必要性がある。
 
私も、コロナ初期からずっとずっと考えているけれど、答えはまだみつからない。
何が最善だったかなんて結果論でしかないから、過ぎてみなければわからない。
 
2月のころには、まだ殆ど正体不明で夏には弱まると思っていたけれど、
この新型ウイルスとの戦い、或いは共存は、長期に及ぶことがほぼ確実になってきた。
 
国も自治体も財政に余裕はなく、給付や補助に期待はできない。
人が集まること、人と接することを極力避けなければいけない。
 
観光地に人が戻る気配は感じられぬまま、ただいたずらに時間だけが過ぎていく。
売上が大幅に下がっていても、変わらぬ固定費が泡のように消えていくだけだ。
 
そんな中で、ベターな答えをみつけ出すべく、いくつもの選択肢をアイデアとして絞り出す。
ちょうどここ最近、私にしては真面目に具体的に考えていた(即ち妄想していた?)ところだった。
 
 
●そこに夢があるのか
それぞれの今後のビジネスにおける妄想に関して、雨人さんと私の決定的な違いに気づく。
それは、そこに夢があるかどうかだと思う。雨人さんの妄想には夢がある。
 
いい歳をして夢見がちなおばちゃんというのが私のウリだというのに、
電卓を叩き、いくつものケースをシミュレーションして書き出した、私の計画(妄想)には夢がない。
 
もちろん夢だけじゃ食べていけないことくらいわかっている。
特に今は、私だけでなく、世界中がそれどころじゃない。
 
でもね、もう少し、夢のエッセンスが入ってもいいかな、と雨人さんの妄想を聞いて思った。
どうも後ろ向きになりがちな今日この頃だけれど、ちょっとだけ夢のある未来を妄想しよう。
 
その妄想がうまく形にならなかったとしたら、それは全部、暑さのせいにすればよい(笑)
 
雑貨屋コンロラン店主 タナカヨウコ
 

タナカヨウコの篆刻探訪記
 【記事を書いた人】


ライター:タナカヨウコ
北鎌倉「コンロラン」店主
旅行好きがこうじて北鎌倉に世界の雑貨を扱う雑貨屋オープン
ライター、イラスト、写真と何でもこなすマルチアーティスト
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