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【「カネ恋」と「篆刻日和」の共通点】 ~タナカヨウコの篆刻探訪記 #079~

 
 

 

【「カネ恋」と「篆刻日和」の共通点】
 
●三浦春馬さんのこと
俳優三浦春馬さんの訃報に悲しみ、頭で理解はしているものの未だ信じ難く、
心にぽっかりと穴を空けたままでいる人間は、私だけではないと思う。
 
特に「ファン」だと公言していなかったとしても、
或いは「ファン」という自覚がなかったとしても。
 
ドラマや映画、舞台よりも、CMとバラエティ番組で受けるイメージから言わせていただけば、
笑顔がステキで素直な好青年という好印象を抱いていた。
 
特に、NHKの「せかほし(世界はほしいモノにあふれてる)」のMCとしての彼が、とてもよかった。
一見正反対のように見えるJUJUさんとの掛け合いが、絶妙なテンポとバランスで面白く、
溢れ出す好奇心と、モノとヒトへの敬愛に満ち満ちていて、おばちゃんは心を奪われてしまった。
 
また、世界を巡るバイヤーを追うという内容から、おこがましくもバイヤーのハシクレとしては、
そこにスポットを当ててくださることへの嬉しさもあったと思う。
 
他に、たまたま観ていたテレビ東京の「YOUは何しに日本へ」で、三浦春馬さんが、
彼の大ファンであるロシア人女性にサプライズで会いに行くという企画があった。
この時の彼の対応と腰の低さ、そしてやさしさに、おばちゃんはハートをぶち抜かれてしまった。
 
そして、グロップのCMで、あのキレッキレダンスと歌の上手さに驚き、その多才っぷりに感嘆した。
 
●カネ恋(お金の切れ目が恋のはじまり)と鎌倉
そんな三浦春馬さんが、亡くなる前日まで撮影に挑んでいたTBSの火曜ドラマ「カネ恋」が、
台本を書き替え、放送回数を減らして、オンエアされることになった。
 
お蔵入りを噂されていただけに、普段はあまりドラマを観ない私も、大変楽しみにしていた。
 
※ネット上で様々な憶測が飛び交っているが、そういうのは一切抜きにして、私は、
才能ある俳優三浦春馬さんの遺作として彼を偲び、単純に純粋に楽しく観ることにしている。
 
初回放送の冒頭で、私も大好きな紅谷さんの「クルミっ子」が「クルミクッキー」として登場、
鎌倉が舞台とは知らなかったため、驚きと嬉しさとがドドドーーーッと押し寄せて来た。
 
●ご近所の浄智寺さん
しかも、松岡茉優さん演じるヒロイン玲子さんが、ご近所の浄智寺さんで、
その「クルミクッキー」を召し上がるという・・・緑が美しく映えた、きれいな映像だった。
 
他のロケ地はほぼほぼ海側なので余計に、浄智寺さんが映るとテンションが上がる。
 
例年であれば一番賑わう筈の、紫陽花の咲く6月から撮影が始まっていたという。
今年はかなり人出の少ない静かな鎌倉だったから、つつがなく撮影ができたのかも知れない。
 
もしかしてもしかすると、
北鎌倉で私が営む雑貨屋「コンロラン」の前を、
三浦春馬さんを乗せたロケ車が通ったりしたかもしれない!ニアミス???(←妄想)
 
その浄智寺さんでウグイスの鳴く頃に、雨人さんは彫り語りを収録していらっしゃった。
※その動画を視聴して6月に書いた記事がコチラ>>>「私の代わりに泣いてくれ
 
今年の6月の鎌倉、コロナ禍という非常時にあって、思うところも感じるところも多々あった。
雨人さんの動画とドラマに映る浄智寺さん、三浦春馬さんの笑顔に、自分のキモチを重ねてみる。
 
なんだろう、うまく言葉にならないけれど、せつなさ?に近い感覚。
いつか自分の中で消化できる時が、やってくるのだろうか。
たぶん、その頃にはこの街も賑わいを取り戻し、きっと、心に空いた穴も塞がっていることだろう。
 
改めて、
三浦春馬さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

たくさんの笑顔をありがとうございました。
 
雑貨屋コンロラン店主 タナカヨウコ
 

タナカヨウコの篆刻探訪記
 【記事を書いた人】


ライター:タナカヨウコ
北鎌倉「コンロラン」店主
旅行好きがこうじて北鎌倉に世界の雑貨を扱う雑貨屋オープン
ライター、イラスト、写真と何でもこなすマルチアーティスト
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