【朱文がうまく彫れません！！】●発想の転換
その時、目から何かがポロリと落ちた。
・・・落ちたのは、コンタクトレンズではなく、ウロコだった。
　　
こんな発想を、私は持ち合わせていなかった。
こんな発想を、持ち合わせていたかった自分が、残念でならない。
　
嗚呼、大声で誰かに言いたい！伝えたい！教えたい！！
だけど、ここはじっと我慢の子。
　
だって、これから動画を観る方の目のウロコも、ポロポロ落ちて欲しいから。
ものすごく腑に落ちたので、私は今、朱文を彫りたくてウズウズしている。
　
●キニナル
特に何も考えずに動画選びをしていたら、気になる文言が目に飛び込んできた。
なぬっ！？「カンタン朱文攻略法！」ですと！！？？
　
朱文を彫るにあたってどうしても、印刀を持つ手がすべって文字の線を彫り落としたり、
そのような失敗を避けるために、線そのものを細くすることを諦めて、太い線のまま妥協したり…。
そんな経験、ありませんか？
　
なかなか上手に彫れないことは、消しゴムはんこで実証済みのワタクシ。
　
この動画はものすごく気になるなぁ、と、▶をポチッ。
そして、食い入るように観てしまった(笑)
　
●アタマガカタイ　
この戦法で攻め入れば、なんだか朱文が上手く彫れるような気がしてきた。
　
それは、
意識を変える、
見方を変える、
ということ。
　
それができなかった私はきっと、ずいぶんと頭がかたいのだな。
　
朱文が苦手な、そこのアナタ(ワタクシ？)、一度「線を残すという意識を捨てて」みてください。
あとは、白文を彫る要領で、彫る線を太く修正していくだけです。
　
この説明では何が何だかわからないと思いますので、とりあえず、こちらの動画をご覧あれ！
きっと、アナタの目からも、ポロリとウロコが落ちる…ことでしょう。
　
雑貨屋コンロラン店主　タナカヨウコ
　

タナカヨウコの篆刻探訪記
 【記事を書いた人】

ライター：タナカヨウコ
北鎌倉「コンロラン」店主
旅行好きがこうじて北鎌倉に世界の雑貨を扱う雑貨屋オープン
ライター、イラスト、写真と何でもこなすマルチアーティスト
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