【篆刻】かまくら篆助〜北鎌倉の篆刻家雨人、手彫りはんこ屋〜 北鎌倉の篆刻専門店。篆刻家雨人の手彫り遊印,雅印通販サイト、書道、絵手紙、年賀状などに

「困ったときに工夫する」 ~タナカヨウコの篆刻探訪記 #047~


 

 

 

「困ったときに工夫する」
 
●問題解決
 
問題を解決するにあたり、マニュアル通りにいかないことなんて、
世の中にはたくさんある。
 
そこで、
自力で工夫できる人と、お手上げになってしまう人がいて、
その中にはいろいろ検索して答えを導き出す人もいれば、
新たな道具や材料を用意して対応する人もいる。
 
どちらが優れているわけでも、劣っているわけでもないと思う。
 
 
●頭が固くなった
 
小学生のころ、私は仲間内で「アイデアマン」の異名を持っていた。
 
昔から、ちょいと変わり者だったから、
みんなとはちょっと違う視点や発想で問題に取り組み解決策を導き出す。
 
「みんな同じ、みんなと一緒」を良しとしがちな当時のコミュニティーの中で、
仲間と同調できない私を、ほんのり揶揄する含みもあったと思う。
 
変わり者ゆえ、そんなことお構いなしで、
こどもらしい柔軟かつ自由でおおらかなアイデアを次々に発信していった。
 
夏休みの課題「工夫工作」や、お楽しみ会などの出し物のための小道具づくりなどが、
本領発揮の機会であった。
 
いつのまにやら大人になり、あの頃とは程遠いカッチカチの頭になって、
多少なりとも周りの目や世論を気にするようになってしまったことを残念に思う。
 
 
●柔軟な自由
 
印泥の容器に対して、印材が大きかったらどうするか? 
大人の私なら「印材が収まるサイズの印泥を買う」という解決策に走るかもしれない。
 
結構お値段の張る印泥を買うことが、果たして最善なのか?他に方法はないのか? 
カタチを自在に変えられる印泥だから、案外、工夫次第でどうにでもなる??
 
印泥が小さくて困ったときの対処法を、ふむふむと視聴しながら、
こどものころのように、もっと柔軟な思考と、もっと自由な発想で、
モノゴトに取り組みたいと思ったりした。

 
雑貨屋コンロラン店主 タナカヨウコ
 

タナカヨウコの篆刻探訪記
 【記事を書いた人】


ライター:タナカヨウコ
北鎌倉「コンロラン」店主
旅行好きがこうじて北鎌倉に世界の雑貨を扱う雑貨屋オープン
ライター、イラスト、写真と何でもこなすマルチアーティスト
********************
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

コメントは受け付けていません。