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【ハンコによる手続きとハンコ文化】 ~タナカヨウコの篆刻探訪記 #082~

  
 

 

実は、雨人さんがコチラの動画を投稿される前の9月24日に、
河野行政改革担当大臣の脱ハンコ要請(?)を受けて、
こちらのブログのネタにしようと、スマホのメモ帳に思うところを書き留めていた。
以前視聴した動画「ピンチ!はんこがなくなる?」に寄せた内容のつもりで。
 
それがコチラ↓↓↓
 
【ハンコによる手続きとハンコ文化】
 
●行政上のハンコ禁止!?
河野行政改革担当大臣が、行政上の手続きでハンコの使用を原則禁止すると言い出した。
しかも、ハンコを必要とする手続きおよそ11,000件について、
禁止できない場合はその理由を9月中に示すよう、各府省庁に要請したとのこと。
 
行政改革目安箱の際もそのフットワークの軽さにビックリさせられたが、
流石、仕事の速い河野大臣である。
 
ハンコによる手続きがなくなれば、
ハンコのために東奔西走する無駄な時間を取り戻すことができるかもしれない。
 
●ハンコに翻弄されたサラリーマン時代
およそ6年半前まで、私は東京のオフィスに机を置く、
出勤日の3分の2ほどは外勤というスタイルのサラリーマンだった。
 
直属の上司や同僚は大阪のオフィスにおり、
その上の上司から役員、副社長、社長は、また別のオフィスに勤務していた。
もちろん、それぞれに出張や外勤の業務もある。
 
だから、例えば申請書にハンコが出揃って私の手元に戻ってくるまでに、無駄な時間と経費を要した。
外勤続きの時には、ハンコのために、業務の前や後、オフィスに寄ることもあった。
直接ハンコとは関係ないが、送った筈の書類が届いていないというトラブルもあった。
 
どうせシャチハタや三文判でもOKなのに、バカバカしいと思っても言えなかった。
 
●ハンコ文化は別モノだ 
後に、かの河野大臣は
「行政手続きにハンコはやめようと言ってるのであって、ハンコ文化は好きです」
というツイートとともに、文庫本の中表紙にドドーンと押した、
フルネームの白文ハンコの写真を投稿されていた。ナイスフォロー。
(ついでに封蝋もお好きとのこと。)
 
それを見て、雨人さんが「はんこ文化はなくならない」と言っていたのを思い出した。
そうだよね、無駄でしかない悪しき風習はなくなっても、文化はちゃんと残るんだよね。
 
 
ここから先は追記↓↓↓
 
●目指せ、デジタルはんこデザイナー!…なんちゃって
さて、お休みを挟んだ2日後に、店のパソコンからWordPressに寄稿しようとしたところで、
びよーんと雨人さんの最新動画を知らせるポップアップが顔を出した。
 
タイトルに
「ホントにはんこがなくなっちゃう!」とあったから、
念のため、投稿前にその動画を観ることにした。
 
行政上のハンコ廃止が急速かつ具体的に示されたからか、そこには、
前の動画よりも、ちょいと切羽詰まった風に見受けられる雨人さんがいた。
 
だけど、無駄なはんこはなくなっていいと仰られていて、
結局は河野大臣と向いている方向は同じなんじゃないかな、って気がした。
 
そして、私のような凡人には思いもよらぬ目のつけどころ「デジタルはんこデザイナー」だって!?
流石、先見の明があるなぁと感心しつつ、自分が入り込む余地がないものかと、
思いをめぐらせるワタクシなのであった、デジタル苦手なくせに何を言うかね(苦笑)
 
雑貨屋コンロラン店主 タナカヨウコ
 

タナカヨウコの篆刻探訪記
 【記事を書いた人】


ライター:タナカヨウコ
北鎌倉「コンロラン」店主
旅行好きがこうじて北鎌倉に世界の雑貨を扱う雑貨屋オープン
ライター、イラスト、写真と何でもこなすマルチアーティスト
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